When the missions are all completed, it is the time for me and Ritsuko to say good bye. As Ritsuko left for Tunis on time, I went back in the city Palermo to continue my adventure in Sicily by myself. As a matter of fact, there are several missions left for me...shopping, painting and having massage at the luxury city hotel.
無事にレンタカーを返却し、チュニジアに戻る律ちゃんを見送ります。その後はパレルモに戻り、ホテルでゆっくりエステ・タイム♪です。
<Giorno6-2: パレルモに戻り、優雅にエステ&ショッピング、そしてグルメを楽しむことにします>
さっきの「クレーム処理」で必要以上に声を張ってしゃべりまくったので、私は喉カラカラです。でも無事にデポジットも戻ってきたし、律ちゃんのフライトにも間に合ったし、とりあえずひと安心です。
律ちゃんが搭乗ゲートに入る時間が来たので、11月に東京で会う約束をして見送りました。往路は大幅に遅れた便でしたが、On Timeで出発です。
12:50pm 3つ目のミッションも無事に終了です!
空港からは地下鉄でパレルモ中央駅に戻って来ました。ホテル「クイントカント」までは1.5kmぐらいあるので、ブラブラ歩きながら戻る事にしました。駅の近くの路地裏に市場を発見!パレルモ市民の「胃袋」に潜入です。
色とりどりの新鮮な野菜や果物が積み上げられています。歩みを進めていくと、お肉コーナーを発見。ぜひチャーシューを作ってみたくなる見事な肩肉のブロックに見とれていると、昨夜律ちゃんと入ったレストランで食べた「串焼き風グリル肉」の正体を発見!なるほど、こうなってるのね。調理前だけど美味しそうです。
ホテルに戻ってチェックインを済ませ、せっかくなのでホテル内のスパ施設でマッサージをしてもらうことにしました。スパ施設は火曜が定休日なので、今夜がラスト・チャンスなのです。 スケッチもショッピングもしたいですが、とりあえずマッサージの予約を入れてから・・・ということにしました。
スパのカウンターに行くと、ハンサムな男性従業員のエリオが対応してくれました。夕方からは予約が入っているので「今、これからすぐなら50分の全身コースが可能ですよ」とのこと。部屋からふらりと出てきただけでしたが、思いがけずそのままマッサージ・セラピーを受けることに。
更衣室に通され「下着やジュエリーは一切身につけず、これに着替えてください」とガウンと使い捨ての紙製のショーツ(Tバック!)を渡されました。着替えて廊下に出ると、Elioがまっていて「さぁ、こちらへ」と導かれます。間接照明でムードたっぷりのプール(残念ながら今日は時間がないので水中セラピーはできませんでした)の横の良い香りのする個室に通されました。間接照明で薄暗い部屋の真ん中には、ウォーターベッドがありました。どうやらこの上に横たわり、浮遊した状態で体の歪みを確かめながら全身マッサージを受けるシステムのようです。
エリオ「では、ガウンを脱いでベッドに仰向けに横になってください」
えぇ!?エリオ、まさかあなたがマッサージをするの?
エリオ「ささっ、時間が無いので、すぐに始めますよ。目を閉じて…リラックスして・・・はい、お休みなさい♪」
今さら抵抗できないので素直に従うことにして、全身を任せることにしました。私の体の歪みや凝り具合を見てリンパマッサージを施してくれながら、エリオは自分がパレルモにあるプロ・サッカーチームのトレーナーであることを話してくれました。ミラノで勉強した後に出身地のパレルモに戻ってきてこの仕事をしているけれど、保守的な土地柄なので男性がプロのエステティシャンとして活躍することに偏見が多くて不満なのだそう…。確かにTバック1枚で男性にマッサージしてもらう事に抵抗が無いと言えば嘘になりますが、さっき恥ずかしがっていたら、彼を傷つけるところでした…良かった。
エリオはプロ意識&技術も高くて、マッサージ後は体がすっきりと軽くなったのが分かりました。それにしてもセラピー中にずっと流れていたBGMはジョージ・マイケルだったので、ついつい吹き出しそうになりました。そっか…エリオはあっち側の人だったのね。若くてハンサムな男性だからちょっとドキドキしちゃったけど、そうと分かればもう全然恥ずかしくありません。
仕上げにエリオ特製の調合オイルで全身をすべすべ&ツルツルに仕上げてくれました。
エリオ「ところでMINAは今、何歳?ここには欧米・アジア国々からたくさんお客様が来るけれど、こんなに肌のキメとか張りのコンディションが良い人は珍しいですよ」
人を年齢や見た目で判断して対応を変える人が大嫌いなので普段は年齢の話をしない私なのですが、すっかり気を良くしてエリオには正直に年齢を言うと「多分25-26歳、マックス28歳ぐらいと思ってたから年齢を聞いたのに…」と目を丸くしています。エリオ、良い人ね。もしまた次にシチリアに来る事があったら、またあなたを指名してマッサージしてもらうわね。
マッサージを終えて夕方の街にお買い物に繰り出すことに。でもとろける様な全身エステで体がフニャフニャになっていたせいか、それとも連日の長時間ドライブでの疲れが出たのか、石畳に躓いて何度も捻挫して弱っている右足首を捻ってしまいました。ものすごい激痛が走ったので慌ててホテルに戻り、旅行用ポーチに入れっぱなしになっていた冷えぴたシートを当てて冷やすことにしました。
大事をとってこの日のショッピングは断念して、部屋から見える教会の屋根をスケッチして過ごすことにしました。
ディナーも遠出はせず、ホテルの中庭にあるレストラン「Bye Bye Blue」で食べました。でもここが大当たり!典型的なシチリア料理をアレンジした創作料理の店なのですが、モンデッロの姉妹店がミシュランで1ツ星を獲得した評判のお店だったのです。
スライスの断面が美しいタコのカルパッチョや、白身魚の3種のグリル、洋ナシのコンポートなどを美味しく頂きました。明日、足の腫れが引いたら、今日できなかったショッピングに繰り出すことにしましょう。
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