朝になって、喉の痛みはだいぶ和らいだものの(やっぱりザビエル・キャンディーが効いたようです!)、鼻水はひどくなるばかり…。バナナとケイジャーダ(シントラで買った甘~いチーズケーキ)の残りで朝食を済ませ、風邪薬を飲んで身支度を整えます。
窓を開けると、今日も良い天気!カモンエス広場には、昨日スケッチした路面電車が走っています。私にとって、坂道と路面電車は「故郷」サンフランシスコを彷彿とさせる懐かしい風景。ここリスボンはどことなくサンフランシスコに似た、居心地の良い街でした。だだっ広いだけで殺風景だったホテルの部屋も、6泊して随分と馴染んで来たところですが、あと数時間でこの街ともお別れです。出発までの間、もう少しだけホテルの近くを散策。昨夜のうちに書いておいた絵葉書を広場前の郵便局ポストに投函しました。
日本・ポルトガル通商修好条約締結150周年記念イベントとして丸の内カフェ(千代田区丸の内3ー3ー1、新東京ビルヂング1F、フリースペース)で開催中の「PORTUGAL~Arte e Poesia」での私の作品展(6月1日~14日)およびポルトガルの旅の魅力を語り合う「トーク・セミナー」(6月30日、19時~)に連動して、昨年夏の私の旅行記をこちらに転載しました。現地の風景や美味しいものの写真、私の水彩画作品とともに、一緒に旅気分を楽しんで下さい。